当社が開発し、かつて製造していた「懸垂型交通信号機」について、各種メディアでご紹介いただいております。
当社は1975年に、欧州のワイヤー吊り下げ式信号を参考に「懸垂型交通信号機」を開発し、名古屋市の新栄小学校前の交差点にテストケースとして設置後、同年9月に大須の赤門交差点に最初の本設置を行いました。それ以来、宮城県や群馬県を中心に国内で十数基が設置されましたが、設置から約40年が経過し老朽化が進んでおり、最近では撤去もやむを得ない状況であったと推察しております。
今から約6年前に、珍しい信号機として各種メディアで紹介されて以来、SNS等で話題となる機会も増え、一般の方々からもお問い合わせをいただくようになりました。最近では撤去を惜しむ声が多く聞かれるようになるなど、全国の皆様に愛される存在となったことは、交通信号機としての役目を超えた意義を持っていたと感じ、頭が下がる思いです。
なお、大変残念ながら、当社内でも「懸垂型交通信号機」が現存しておりません。見学等のご要望をいただきましても、お応えできないことを何卒ご了承ください。
夏休みの自由研究の題材にしたいとのご連絡も頂戴しておりますことから、当社としましても何かできないか考えまして、大変ささやかながらではありますが、ペーパークラフトを無料で公開することといたしました。ぜひダウンロードしてお楽しみいただけましたら幸いです。
懸垂型交通信号機 ペーパークラフト
下記のリンクをクリックするとPDFが開きます。全てダウンロードしてご利用ください。
完成イメージ
「懸垂型交通信号機」の誕生の経緯などは弊社史で取り上げており、該当する章を改めて紹介いたします。参考までにご覧ください。
「懸垂型交通信号機」を含む、当社の様々な開発の歴史については、沿革をご覧ください。
経営企画室 広報担当
TEL 052-443-1111 FAX 052-443-2288
お問い合わせフォーム