名古屋電機工業株式会社(本社:愛知県あま市、代表取締役社長:服部 高明、以下「当社」)は、名古屋大学が文部科学省COI-NEXTプログラムの一環として推進する「変環共創拠点(変換と循環の共創拠点)」の趣旨に賛同し、共創パートナーの一員として本プロジェクトと連携いたします。
「COI-NEXT変環共創拠点」は、“消費から“変環”へ~無理なく楽しく資源・エネルギーを皆で共創し、資源のない日本を資源国へ~”を目指し、社会システム・技術革新・地域共創の3層が一体となって取り組む変革型の共創プロジェクトです。当社は、特に道路インフラ領域におけるエネルギー変換・活用技術の実装を通じて、本拠点が掲げる「地域発・未来志向のサーキュラーエコノミー社会の実現」に貢献するとともに、社会的課題の解決に貢献する地域インフラ共創基盤の構築を目指してまいります。
具体的には、次世代太陽電池の社会実装に取り組むスタートアップ企業・株式会社PXP(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:栗谷川 悟)と連携し、超軽量カルコパイライト太陽電池を活用した再生可能エネルギーの現場実証を、長野県白馬村にて展開しています。本実証は、拠点の掲げる「従来の”生産”→”消費”→”廃棄”という常識を変革し、これまで使われていない資源・エネルギーを『変換』し、『循環』させることで市民自らが生産者になる社会を目指す」活動の一環であり、将来的には道路情報板等、当社製品・システムへの応用を視野に入れた技術開発を進めております。
当社は今後も、社会の安全・安心を支えるインフラ技術の進化を目指し、大学・地域・企業と共に、持続可能でレジリエントな社会の実現と、地域インフラを軸とした共創型課題解決の基盤づくりを推進してまいります。
超軽量カルコパイライト太陽電池をトレーラーハウスの屋根と壁面に設置し、白馬村にて実用性を検証
経営戦略本部 経営企画室 広報担当
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