当社では、インドにおける交通渋滞の解消と、これによる低炭素社会の実現に向けた研究を、産学連携のプロジェクト「M2Smart Project」を通じて行っています。本プロジェクトは2016年、「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に採択され、2022年までの期間において活動を行っています。

この度、本プロジェクトの活動が、日本貿易振興機構(JETRO)のウェブサイトで紹介されました。

「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」は、科学技術振興機構(JST)、日本医療研究開発機構(AMED)、ならびに国際協力機構(JICA)が共同で実施している研究プログラムで、日本と開発途上国との国際科学技術協力を軸に、地球規模課題の解決を目指す複数のプロジェクトで構成されています。当社は代表研究機関として「M2Smart Project」のプロジェクトリーダーとなっています。

「M2Smart Project」は、環境・エネルギー (カーボンニュートラル)に関する課題を研究するプロジェクトで、「マルチモーダル地域交通^※状況のセンシング、ネットワーキングとビッグデータ解析に基づくエネルギー低炭素社会実現を目指した新興国におけるスマートシティの構築」をテーマに、インド工科大学ハイデラバード校・日本大学理工学部と連携した活動を行っています。

※複数の交通機関の連携を通じて、利用者のニーズに対応した効率的で良好な交通環境が提供される交通体系のこと

本プロジェクトの概要や実施報告書は、科学技術振興機構(JST)のウェブページで公開されています。
https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2806_india.html

当社は、事業活動を通じて社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指しています。サステナビリティページでは、持続可能な社会の実現に向けた当社のさまざまな取り組みを紹介しています。