地図に残る仕事・思い入れ
1mmのズレもなく綿密な設計図面を描く構造設計
現在のお仕事について教えてください。
CADソフトを使用して情報板の支える支柱の設計を行っています。情報板は本線道路、インターの入口、料金所など様々場所に展開をしているため、設置する場所によって支柱の強度を細部に至るまで綿密な計算が必要ととなります。
今までに携わった設計としては、「速度規制(50km/h制限等)の標識用の支柱」やトンネルの前後にある「トンネル警報表示板用の支柱」、高速道路上の「ハイウェイラジオ標識用の支柱」などの製図、強度計算を行っています。
どんな時に仕事のやりがいを感じますか。
客先の要望(仕様)に対して、滞りなく製品を納品出来た際にやりがいを感じます。営業や客先と仕様を決定するために、細部まで気を配った打ち合わせが必要となります。準備等が大変ではありますが、その分円滑に進行出来た際には、大きなやりがいを感じることができます。
業務に取り組むうえで心がけていることはありますか。
情報板は、地震や台風などの災害が起きた時にも、その災害によって発生した混雑などの情報を皆様にお伝えする必要があるため、情報板を支える支柱の強度の確認においては、細心の注意を払います。
また、情報板を設置する際は、道路を規制しなければならないため、現場において、滞りなく作業を行うことができるかという点に気を付けて、構造の設計をしています。
今後の目標を教えてください。
現在私はNEXCOや国交省の一部の支柱(単柱やF型支柱)の設計を行っていますが、いずれは、門型支柱などの複雑な形状の支柱の設計を一人で行えるようになりたいと思っています。
入社して良かった!と感じたことがあれば教えてください。
仕事をしているときは、大変なことも多いのですが、自身が設計した製品が稼働しているところを見ると、皆様の安全に携わっていると実感でき、また頑張りたいという気持ちになります。